花がたくさんの幸せを呼ぶエッセンスになってくれたら嬉しい

一輪の花との出会い。それはフラワーデザイナーにとって、たくさんの人との出会いでもあります。花を丹精込めて育ててくれた方。その花を私の手もとへと運んでくれる方。そして、ひとつの“作品”となった花々を見て喜んでくださるお客さま。その方たちの想いを感じながら、花一輪一輪に新たな息吹をもたらす過程は、いつも新鮮でそして感動の連続です。

人を癒してくれる花。人を喜ばせてくれる花。人を元気にしてくれる花。人を慰めてくれる花。

花の力を感動に変え、皆様に幸せを感じて頂けたら嬉しいです。

田口セツコ　SETSUKO TAGUCHI

東京生まれ、短大卒業後、東京の商社に勤務。その後、フラワーデザイナーの道へ進む。主にブライダルの装花を中心とし、現在までに装花を担当したのは2000組以上。2001年7月に独立、「アトリエ アンダンテ」主宰。さまざまな雑誌やイベント等で活躍。スペシャリスト同士で作るコラボレーションウエディングを発信し続けている。著者に「オリジナル花ウエディング」（アシェット婦人画報社）